2017年5月4日木曜日

うちの子が卵アレルギー!?検診でプリックテストを受けたら陽性でした

最近、食物アレルギーを持っている子が多いとよく聞きますが、我が家の娘も卵アレルギーを持っています。




離乳食で卵を食べさせて発覚・・・したのではなく、10か月検診を受けた際に発覚しました。


検診でそんなことが分かるの??


とよく驚かれますが、たまたま娘のかかりつけ医院の方針だったらしく、プリックテストという検査で卵と牛乳の検査をしました。




プリックテストとは果物フォークのような二股の形の針をうでの皮膚に押し当て、少し傷のついた部分にアレルギー成分を15分のせて反応を調べるテスト。


アレルギーを持っていれば、虫刺されのようにぷくっと赤くなります。




腕にのせたアレルギー成分をこぼさないよう、10か月の乳児を15分押さえつけなければならないので、私と看護師さん2人の大人3人がかり。


娘は15分しっかり泣き叫び続けたので娘も私も看護師さんも汗だくの検査です。




しかし、苦労して調べたかいもあり離乳食で卵を与える前に卵アレルギー持ちであることが分かりました。


卵アレルギーの子供が多いと聞き、怖くてなかなかチャレンジできずにいたのが幸いだったと思いました。




それでも、たまごは離乳食や幼児食を作るのに便利な材料なので、食べさせられないと知ったときはかなり、がっかり。


便利なホットケーキミックスやマヨネーズなどの加工品、かまぼこ等のねりものにだって卵白が使われているものが多いし、洋菓子はたいてい卵入りです。






1才7か月になる現在も卵除去は続いています。






幸い小児科からは母乳への影響を考えて私が卵を除去する必要はない、と言われ実際に私が食べても問題はありませんでした。
(それまでの授乳期間も普通に私は食べていたので、まぁ、そりゃ問題ないよなと思った。)




しかし、どれだけ気を付けていてもその後、アレルギー反応を起こしたことが2度ほどあります。




プリックテストをした10か月検診の数日後。朝食の後、突然顔と首がやけどでもしたかのように真っ赤になり不機嫌になる娘。
画像はある程度赤みが落ち着いてからの撮影したものですが、見ているこちらの方が胸が痛くなるほど真っ赤になりました。


その日の朝食に食べたのはお粥と鶏ささみ、インゲン豆。
そして、食事前に食べた子供用野菜せんべい。


食べたものと同じ食材を全てタッパに入れて娘を連れて病院に行きました。




10か月検診で受けたばかりの汗だくテストプリックテストを再度することになり、持参した食材をアレルギー成分として腕にのせ、動かないように抑えること15分。


またも汗だく。


その結果、鶏ささみに陽性反応が出ました。






卵アレルギーの人は鶏肉もダメ。


という噂はよくありますが、先生が言うには全くそんなことはないそうです。


ただ、たまたま娘は鶏肉もダメだったというだけ。
それ以来、卵と鶏肉を除去した離乳食を続けていましたが、1歳健診の時に小児科の先生と相談し、血液検査を受けることにしました。




血液を採るということで、ついでに血液型も調べてもらえるようお願いしました。


血液型を調べるのは保険がきかないので実費で1,000円かかりました。




血液検査の時は以前のプリックテストの時と違って母親は部屋の外で待機。


扉の向こうにいる娘が泣き叫ぶこと10分。


看護師さんたちが必死に「アンパンマンだよ~」「ほら、メロンパンなちゃんもいるよ~」などとあやしてくれている声が聞こえていましたが、当時の娘はまだアンパンマンもよくわかっていなかったので効果はなさそうでした。
一度の血液検査で39項目をテストしてもらえました。


そこで、あら不思議。


鶏肉がまったく引っかかっていない!?


プリックテストの時はあんなにしっかり赤くなっていたのに!?


先生も首をかしげていましたが、あの時も実は鶏肉を食べさせたのは初めてではなく、なぜ今更??という感じだったので、もしかしたらたまたま(?)体調の変化があったのか、鶏肉に卵が混ざった(??)のか、よくわからないけど・・・


まぁ、大丈夫ならそれでいいじゃないか!ということで深く考えることはやめました


その後も鶏肉でアレルギー反応を起こしたことはありません。


鶏肉は大丈夫だったけど、年明け7日に七草粥を食べさせたら再び顔と首が真っ赤になるという出来事がありました。
もちろん卵は使っていません。


その時は、”また同じように食後に食物アレルギーと思われるような湿疹が出たら、慌てて病院に来なくても、薬を飲ませて様子見をしてみて下さい”


と、鶏肉の時に言われていて、処方された薬も残っていたので薬を飲ませて様子を見ました。


すると1時間後には赤みもなくなり、いつもの調子に戻っていた。


七草のうちの何かがダメだったのか、また気まぐれ湿疹(?)だったのか・・・調べた39項目にも入っていないのでいまだに謎ですが、次の年からは控えようかと思っています。(大根とかぶは普段から食べてるし問題ないと思うけど。)


さて、鶏肉は大丈夫で一安心しましたが、血液検査でもやはり卵は引っかかりました。


しかし、卵白という項目は引っかかっているのに対し、オボムコイドは引っかかっていません。


オボムコイドは卵アレルギーを引き起こす成分の1つですが、卵白にアレルギーを持つ人でもオボムコイドに対してアレルギーを持っていなければ、固ゆで卵や加熱加工した卵製品を含む食品を食べてもアレルギー症状を起こす可能性が低いそうです。


卵白自体も6段階のうちクラス2なのでそれほど高い数値でもないらしく、オボムコイドが引っかからなかったことから先生と相談した結果、2歳になったらまずは固ゆでした卵の黄身から徐々に食べさせてくという方針になりました。


赤ちゃんの時に卵アレルギーとわかっても2歳ころになると改善されていく子の方が多いという話も聞き、私としてはまぁ、そのうち食べられるようになるだろう。
と、わりと楽観しています。


今はとりあえず食べさせるもの全て品質表示をチェックしています。


これは大丈夫だろう!って、思っても念のため表示をみると卵白と書いてあるものもあるから油断できない。


一番驚いたのは粉チーズに卵が入っていた時!


全ての粉チーズに入っているわけではないかもしれないけど、たまたま娘の離乳食用に使おうと買ってきた粉チーズの表示を見たらあら、びっくり!


それ以来、購入前に表示をチェックするようになりました。


いずれはきっと卵も食べられるようになるはず。


それまで、うっかり食べさせてしまって辛い思いをさせることのないように気を付けようと思います。




そんな卵アレルギーの子供がいる私が愛用しているレシピ本。


《子供が喜ぶ食物アレルギーレシピ100》
卵はもちろん小麦や牛乳、大豆アレルギーの子の為のアイディアレシピがたくさん載っていて娘の食事作りに役立っています。


ラーメンの麺には卵が入ってるので食べさせられませんが、そんな麺の代わりにはるさめやフォーで代用するなどの工夫や、小麦粉アレルギーなら代わりにタピオカ粉を使ったレシピ、牛乳の代わりに豆乳を使うなど目から鱗のレシピがたくさん。


卵アレルギーだと当然マヨネーズは食べられないと思っていたら、卵を使わないマヨネーズの作り方もでていました!
でも、マヨネーズ不使用のこんな商品も本の中で紹介されていたので・・・
さっそく、買って娘用のポテトサラダを作りました!
あと味が普通のマヨネーズよりすっきりした感じでしたが、ちゃんとマヨネーズでした。

夏になってもアイスクリームも食べられないなーなんて思っていたけど、こんなレシピもあり・・・
ケーキを食べられるようになるのはいつかなー?なんて思っていたけど・・・
卵不使用のバースデーケーキのレシピが!?

アレルギー持ちでも工夫次第で食事もおやつも楽しめる!と、思えたレシピ本でした。


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